老舗デパートの建築物には現代建築物にはない趣があるとの情報を小耳にはさみ、日本橋高島屋へ。
日本橋高島屋は重要文化財に指定されているとほどの歴史ある建築物。入り口や外観の装飾も今にない装飾を施し、日曜日の家族皆で訪れるわくわく感の詰まった空間を感じさせます。
エントランスから入って間もない空間も、天井が非常に高く、そして立派で大理石のふんだんに使われている柱がいくつも点在。1フロア下がる階段も中央に設けられている、現代の商業ベースで設計されているビル群にはない歴史を感じさせる豪華な空間。
エレベーターにも重要文化財にふさわしい趣が。ちょっと前のニューヨークを舞台にした映画などではよく見かける2重扉のエレベーターも、アレンジはあるかもですが、今でも健在!
小学生以来かと思われるエレベーターガールの案内の元、最上階屋上へ。「上へまいりまーす!」
最上階のエレベーターホールは、優しい光の差し込む穏やかな空間。壁面の大理石がなんともいい空間演出をしてくれています。
最上階の屋上で期待していた、昔ながらの子供向け遊具はありませんでしたが、広々とした芝生の緑が美しく、日の光が柔らかに感じられる開放的な空間になっていました。
期待しながらも、予想外のクオリティーと屋上の遊具が撤去されているがっかり感はありましたが、買い物ではない建物を見学に行くクラシュックデパート巡りは非常に有意義なものでした。一緒に動向いただいた方に、ぼくには普段縁の浅い銀座・日本橋付近の様々な情報をいただけたのも、楽しめた要因の1つかと思います。
新宿伊勢丹も負けず劣らずの趣深い建築物な情報もいただいたので、折りをみてまた巡ってみたいと思います。