スキャナー・ダークリーを見ました。
70年代のアメリカSF小説の映画化のようですが、近未来のアメリカが舞台になっており、最終的な結末はまったく予想がつかず、悲観的ではありますが現実に起こりかねない設定に、かなり引き込まれました。
映像表現により興味の湧いたこの作品。一度実写にて撮影し、その後トレース作業を重ね全編コミック風の表現にしたようですが、その行程はやはりとてつもない時間と労力を費やしたようです。
敬遠されがちな表現作業と、その発想に脱帽です。
スキャナー・ダークリー / A Scanner Darkly
2008/06/01