年末休みに日光東照宮へ。
神奈川県出身なので小学校の就学旅行で来ましたが、今回はそれ以来。20年ぶり以上に同じところに来たのですが、見る箇所・感じるものが、当時の記憶とは全然異なってました。
鳥居をくぐり、すぐに五重塔。
表門をくぐり社を目の当たりにすると、その規模と色彩の鮮やかに驚きました。もしかしたら修復などされているかもですが、建立されたのが江戸時代なのを考えると、大変な労力と時間を費やして作られたのがとてもよく感じました。
「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿もこれだけでは成り立たず、8面の彫刻による人間の一生の風刺ということを今回の機会で改めて認識。
陽明門前の記念撮影スポットでは、小学校の就学旅行で集合写真を撮影した記憶も。
楼や屋根・塀などの装飾・色彩もとても鮮やかで、とても綺麗でした。徳川家はこういうものを作れるだけの力と財力があったのだな、っと実感したり。
東照宮の見所の1つでもある陽明門は、平成の大修理中で残念ながら養生中でした。
ただ隙間から覗いてみると、その一部を除くこともできたり。柱の模様が一部異なっている箇所があったかと思いますが、それを見ることはできず…。
御本社前の唐門の存在は、圧巻でした。国宝に指定されているそうで、海外来賓が参拝される際などにしか利用されないとのこと。
眠り猫で有名な坂下門をくぐり、奥宮(家康様のお墓)へ。
門をくぐった後は一気に趣きが異なり、石畳の道を。
途中長い階段がありますが、1段1段が一枚の石からできており勾配も急ですが、徳川家康の遺訓を反映してとのこと。
そして奥宮へ。
家康公のお墓、就学旅行当時の記憶には全然ないのですが、質素ながらも強い存在感。
かなり久しぶりの東照宮。年末休みのなか思いつきと勢いのみで行ったのですが、楽しかったです!恥ずかしながら、東照宮が家康公を祀っている(お墓のある場所)っというのも、成人した以降に知ったり…。神橋も見るタイミングの感受性が異なると、受ける印象も異なりますね。今度はもっとディープに東照宮と他周辺も散策・満喫してみたいです。