ちょっと前ですが、ゴールデンウィークに西湖へキャンプに行ってきました。
GWですが、朝夕はちょっと肌寒いほどの気温。その気温のためかまだ桜も咲いており、ぼくらの宿泊した区画には、大きな桜の木が。桜の花びらが舞う中でのキャンプでした。
キャンプ場の近所に、茅葺きの集落を再現した施設の西湖いやしの里根場も。周辺の雰囲気と茅葺き屋根も手伝って、ゆったりほのぼの雰囲気。
GWなので鯉のぼりが泳いでいましたが、桜の開花も。鯉のぼりと桜を同時に楽しめるのは、あまりないかも。
滞在中、一晩だけ少し雨に降られましたが、他は晴天に恵まれ、陽射しも新緑も気持ち良く楽しめました。
滞在した西湖キャンプ場テント村は、とても広々としたキャンプ場で、GWなので比較的混んでるタイミングでの利用だったかと思いますが、混雑さをあまり感じないほどの規模。経営されているご夫婦も優しく素敵な方で、とても気持ちよく過ごせました。
キャンプ場から歩いてすぐで西湖湖畔へ。富士山も目の前に望める立地で、やっぱテンションが上がりました。
富士山の麓に滞在したので、富士の樹海ツアーへ。富士の樹海は、いろんな話や噂を耳にしますが、全く真意がわからないので、プロのガイドさんに同行し、樹海を散策。
富士の樹海は富士山の噴火により流れ込んだ、溶岩の上にできた森とのこと。ただ溶岩の上に森ができるのは、世界的に見ても珍しいらしく、岩のような溶岩の上に、土などの保水性ない環境に木々が生い茂ることはないとのこと。だけど、樹海がここまでの規模のなったのは、溶岩の上に生えた苔により保水性が保たれ、根をはることができる環境が整った、っとツアーガイドさん。苔も周辺の環境により、駿河湾からの風に乗り湿った空気により、霧が多く発生・育成し、立地などの要因がとても強く影響しているそうです。
よく「富士の樹海では、コンパスが効かなくなって、出てこれない」の都市伝説がありますが、その説明も。確かに足元の溶岩にかなり近いあたりでは磁気が乱れるため、実際に実演いただきコンパスは乱れていましたが、子供が立って手に持った高さほどでは全然影響がないとのこと。これを聞けただけでも、ツアーに参加してよかった!
腐生植物の一種の銀竜草と言われる植物。光合成をしないため葉緑体がなく全体的に白いですが、小柄ながらも緑あふれる樹海の中での白一色の佇まいは、腐生植物っというちょっと親しみ辛い種類の一種ですが、とても綺麗に感じました。
久しぶりのキャンプと、最大10連休が確保できた今年のGW。最近泊りがけで遊びに行くことが全然できていなかったので、とてもリフレッシュできました!去年のGWもキャンプに行ってましたが、やっぱ文化的な施設を最小限に抑えた時間は、すごく刺激的でまた友人と過ごす時間も濃密に感じられます。また折を見てキャンプ行きたいっす!あと今年は、海外旅行も!