あまり知られていませんが、ブラジルの首都ブラジリア。1960年にリオ・デ・ジャネイロから遷都し、現在に至っています。人工的に作られた都市のため、町並みが美しく、世界遺産に登録もされています。また世界的に有名なオスカー・ニーマイヤーの建築物が存在することでも有名で、それらの建築物を巡る目的にて訪問。
三権広場には、国会議事堂や最高裁判所などオスカー・ニーマイヤーの作品が多数健在。
三権広場から少し歩いたところのある、オスカー・ニーマイヤー作の外務省。
ブラジリアは首都のため、国家的な機能のお役所が多数存在。そのため公務員用の宿舎なども多く、付近には等間隔に並べられた公社もその規則性により、美しくたたずんでいましました。
カトリック教の大聖堂、カテドラール・メトロポリターナ。周囲は平地のため、その存在感はすごく、また建物の曲線も美しかった。
堂内は自然光により健康的な光りに満ちていました。また天井も高いため、圧迫感がなく穏やかな空間に。
カテドラール・メトロポリターナのすぐそばには、球体が印象的な国立美術館も。
館内では現代美術の展示が行われていました。天井は球体の形状をそのまま活かしたものに。高さがとてもあるので、空間を存分に感じられました。
中心部にあるテレビ塔に登り、俯瞰で見てみると計画的に作られた都市だということを、とても感じられました。
三権広場などの付近からちょっと離れたところにある、ドンボスコ聖堂。
外観は教会を思わせない、落ち着いた雰囲気で、扉付近にやや装飾のある程度でしたが…。
堂内に入ってみると、青いステンドグラスによる青い光りで満ちあふれていました。
四方の壁はすべて青いステンドグランス。形状と色味に不規則さのあるモザイクは、やはりきれいでした。
近未来感を感じさせる、ピラミッド状の形状のボア・ボンタージ寺院。キリスト教とはまた異なる宗教の寺院でした。
寺院内の中心部には螺旋状の道が示されており、それに沿って歩きお祈りを。
その中心の天井より、自然光が優しく注ぎ込んでいました。
夜には一部の建物にライトアップも。ワールドカップ開催期間だったため、ブラジルカラーの黄色と緑にライトアップされていました。
ブラジリアには以前より興味があり、人口都市とオスカー・ニーマイヤーの建築物一度は見てみたと思っていたので、今回のブラジル旅行で訪れることができ、とても満足でした。写真ではなかなか伝えきれませんが、ブラジリアは街全体が他か比べ大きく、スケールが壮大でした。
ブラジリアを訪れた初日に、ワールドカップのブラジル対メキシコ戦があり、17時キックオフだったのですが、国立美術館などの公共施設は12時には閉館。ショッピングモール内のお店も16時に閉店し、みな自宅などにてブラジル代表を応援していたようです。
写真は、ショッピングモール内の巨大モニターでの観戦風景ですが、撮影時間は17時半ごろ。多くの人が集まり、試合内容に一喜一憂しながら観戦。サッカーへの関心度の違いを痛感しました。
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