ちょっと前ですが、文化庁メディア芸術祭に行ってきました。
新国立美術館で行われるのは今年で2回目ですが、開催場所が変わったからか、入場するのに行列ができほどの盛況ぶり。ここ3〜4年ほどで1番賑わっていたかもです。
「あ、いいかも!」と思わせる、ちょっと視点を変えたアイディア満載のインタラクティブ作品はやはり多く存在し、アカデミー賞受賞を受賞したつみきのいえも上映されていました。
中でも都市の日常の風景写真に芝生を合成した、Green Islandには、ぐっ、ときました。
ヴィック・ムニーズ展 / 東京ワンダーサイト
東京ワンダーサイトで行われているヴィック・ムニーズ展に行ってきました。
以前六本木で行われた際にも行きましたが、今回は素材にごみを利用し、スラムでの生活風景を表現していました。仕上がった作品からは、ホコリにまみれの不衛生な雰囲気が自然に醸し出され、モチーフとなった人々の生活シーンが自然と想像できる作品に仕上がっていました。
作品のスケールがとてつもなくでかく、メイキング映像では何人ものアシスタントの人々がごみを並べ、仕上がって様子を見る事ができましたが、このクオリティーをほぼ作り直すことなく出来上がって行く様には、驚きました。
この発想による作品の制作と忍耐に、表現活動に傾けるとてつもないエネルギーを感じました。
東京デザイナーズウィーク / 秋の空
気持ちのよい空。気分を盛り上げてくれました。
東京デザイナーズウィーク 2008
ちょっと前になりますが、青山・六本木周辺で行われていた「東京デザイナーズウィーク2008」に行って来ました。
11月の初旬、文化の日の頃に毎年行われ、本格的に盛り上がり始めたのが3〜4年前。デザイナーにとっては、日頃店頭では見かけない、まだ施策段階でもあるクリエイティブに出会えるよい機会でもあるようにぼくには思えてます。
今年もDESIGN TIDEでは、これから世の中に出回るであろう商品や、機能性とデザイン性を追求した多くの商品が発表されてました。
中でもぼくはNEO GREENさんが販売していたこの商品。まつぼっくりとどんぐりから実際に芽がでるらしく、ほしかったものの買いそびれたのがちょっと残念でしたが、正月にラフォーレ原宿にて販売するそうなので、この機会を逃さないように買いに行く予定です。
今年もボタンをモチーフとした100%DESIGN TOKYOでは、インテリアを始めとした相変わらずのクテエイティブの数々と相変わらずのにぎわいでした。このイベントはやっぱ面白いです。
販売ブースが気にはなっていたんですが、とてつもない人で近寄ることもできなかったのがちょっと残念でしたが、マーナさんの手を汚さずにケースに入れられるコロコロを購入できたので、なにげにちょっと満足でした。
shibuya1000 / SHIBUYA ART PROJECT
渋谷駅地下鉄用通路・コンコース内に、渋谷・アートプロジェクトとして、8人の写真家が撮影した人物の写真を初めとした写真が展示されています。
運営にシブヤ大学も携わってるようです。副都心線に繋がる地下通路は、普段ひとけがあまりないんですが、この写真によって一気に雰囲気が変わりました。
渋谷でばかり遊んでいるぼくとしては、渋谷で撮影された人物写真たちにぐっ、っときました。
ヴィック・ムニーズ展
六本木のノアビル内CB COLLECTION 六本木にて行われていたヴィック・ムニーズ展に行ってきました。
以前ポップアート展を訪れた際に、初めて作品にお目にかかったヴィック・ムニーズ。単独の作品展を行っているという情報を得て、以前の職場付近のNOAビル内というのも手伝って、意気揚々と行ってきました。
普段の生活にある素材を使い、主に人物やワンシーンを再現するスタイルにて作品を製作するスタイルのアーティストの方なんですが、一見奇麗に仕上がっている作品も、とても力強いメッセージ性を感じさせる作品を多く見る事ができました。
美しい女性の方たちはダイヤモンドで描かれて、靴磨きの老婆の作品では玩具を素材とし、自画像では葉っぱや枝・土などの有機物を用いてその表情を詳細に描いていました。
人の原点や深い部分クローズアップしたと思われる作品を、多くみることのできる作品展でした。