3月1日に開催された「山手トンネルウォーク」に参加してきました。
3月7日に開通した「中央環状線山手トンネル」ですが、その開通前の高速道路を希望者に公開していたイベント。ネットを回遊中に偶然知り、以前より放水路の見学に興味を持っていたため、先着順で参加が可能なのもあり、すぐに申込み!無事当選し、五反田駅付近より開通前の高速道路 2.7 kmを徒歩で体験できる貴重なイベントに参加できました!
地下に潜ってすぐに、施工についてや記録の表示。普段乗車中にはスピードも手伝ってなかなか目に着きませんが、徒歩と開通前っというテンションも手伝い、まぶしく目に映りました。
料金所も徒歩で通過。目の当たりにしてみると、なかなかの迫力と存在感。改めてのて見ると、料金の表示もなかなかの大きさ。
裏手には料金所のスタッフの方のための通路が。限られたスペースのコンパクトな作り。
料金所あとの合流を済ませ、参加のための受付へ。
当日はここまではだれでも立ち入ることができましたが、この先は事前申込みをした参加者のみ。いよいよトンネル内部へ。
しばらく進んで行くと、ライトアップなどの演出も。
トンネル内に空気を送るジェットファンも間近に。これがないとトンネル内には空気が送られないことを初めて知り…。
またその後には、山手トンネルを建設にあたってのさまざまな解説も。
山手トンネルは結構地中深くを取っており、地下数階相当にも及ぶほど。そのため換気や避難経路・送風などにもさまざなな工夫が施されているとのこと。
普段中身をなかなか見ることができない非常電話について、スタッフの方の解説も。海外の方や通話が不自由な方のために、火災・事故など項目ごとのボタンも合わせて用意されているとのこと。合理性・利便性・緊急事項へ迅速に対応する姿勢を感じました。
非常口を使っての折り返し地点から、再度五反田方面へ。
折り返し地点付近では、開通前で人気のないこのような風景も。
3月7日の開通時に走行する車両や、普段高速道路の整備ための車両、またパトカーや白バイなどさまざまな車の展示も。子供向けのゲームや簡単なおもちゃの配布などもあり、そろそろ飽き始める子供連れも考慮された内容に。
その後は純粋にトンネルを満喫。これだけの開放感のある地下道を初めて歩きましたが、定期的に解放してほしいかもとも思いました。歩行者天国的に。ただそうすると都内の他の幹線道路が大渋滞になるので、全然現実的ではないですね。
その後、今回の山手トンネルウォークのゴール地点を向かえ、地上へ。
非常階段にて地上へ。普段利用することはないため、ちょっと得した空間を満喫したような。
ただ地中への深さもそれなりにあるため、登る段数もそれなりに。
無事地上へ。
当日は小雨の降るような天候したが、なかなかの参加人数。特別大きな混乱や混雑もなく、楽しい時間を過ごせました。地下高速を開通前に歩くことはなかなかできないので、偶然知ったイベントでしたが、貴重か空間と体験をできました。普段は人や車・様々な密集度を感じることが多い東京での生活ですが、今回のようなダイナミックなキャパシティーや規模を都市部で体感すると、他の立地で体感するのとまたちょっと感じ方が違うかも。いずれかのタイミングで放水路の見学にも足を運んでみたいです!