以前滞在し、サッカーをしていた「ガルサ・フットボールクラブ」練習グランドへ。
滞在していた当時、コンビニ感覚で皆で利用していたパン屋さん。当時から2倍の広さに増えており、かなりびっくり。
サッカー留学から帰国後、留学当時の友人と連絡を取り合ってはいましたが、「もうクラブハウスはない」、「ガルサ・フットボールクラブはつぶれたらしい」などの噂が飛び交ってはいましたが、実際のところは誰にもわかってはいませんでした。
そういった噂が今回の旅行の発端にもなりましたが、実際現地に行ってみるとまだクラブハウスはあり、それを見た時はかなりテンションが上がってしまい、ブラジルの田舎街ガルサにて一人ニヤニヤしてしまいました。
施設の人がちょうど玄関に出て来たので、中を見せてくれないかと交渉し、あっさりOK。こういうときのフランクさがなんともいい感じです。
クラブハウスにぼくが滞在していた当時も働いていらっしゃった人がいたので、いろいろ話を聞いてみると、サッカーチームはやはり10年以上前に資金的な問題で閉鎖されたそう。今ではフットサルチームとバスケットボールチームが新たにでき、その練習施設として同施設が使われているそうです。
当時使われていたシャワールーム今では使われておらず。
以前砂場による練習場があった場所、今では学校が建設され、がらっと変わってしまっていました。
施設の奥には、フットサル専用の体育館もできていました。中では10代半ばの選手達が放課後の時間を練習に費やしていました。
バスケットコートもできており、大会ではいい成績を残すほどの強豪シーム。
以前滞在していた場所が今でも残っており、懐かしくとても嬉しい気持ちになりましたが、今ではもうサッカーチームがなくなったという寂しさも。ただ10年以上経った今、現地を訪れ1年近くこの場所で生活したのは、非常に貴重な経験になっているんだと改めて実感することができました。
久しぶりに夕焼け
四谷付近で久しぶりに夕焼け。ぐっ、ときました。
ガルサ(Garça) / ブラジル
ガルサ(Garça)には、以前8ヶ月ほど滞在したことがありましたが、その後帰国して以来13年ぶりに訪れました。
ガルサは、サンパウロから500kmほど離れたなかなかの田舎町。街の中心部(cidade)も、1日ほどで回れてしまうほどの街の大きさ。高いビルなどなく、マンションがひらほらあるほど。
昼食にてブラジルの国民食、フェジョンを。
教会前の広場では人々が思い思いに過ごしていました。
当時通っていたアイスクリーム屋が肉屋になっていたり、レストランの外装が豪華に変わっていたりと、13年も経っているので細かな点で変化はありましたが、街の雰囲気は当時のまま。相変わらずのゆっくりとした空気が流れるほのぼの雰囲気の街でした。
ガルサ(Garça)へ / ブラジル
早朝に地下鉄を乗り継ぎ、長距離バスターミナルへ。
サンパウロ市内に地下鉄は、日本円にして130円で乗り放題。複雑に入り組んだ市内バスより、比較的早く容易に移動できます。
サンパウロ市内には4つの長距離バスターミナルがあるんですが、その内の1つのバッハフンダ(Barra Funda)より、前日に購入しておいたチケットを握りしめ、ガルサ(Garça)へバスで移動です。
途中休憩をはさみながら、大草原の中を5時間のバス移動。
そして、ガルサに遂に到着です。
ウェブはバカと暇人のもの
最近「ウェブはバカと暇人のもの」という本を読みました。
過激なタイトルな本書。「ネットは『ググれカス』な人間だらけ」で始まり、内容もやや過激ですが、ネットにどっぷり浸かっている人が、ネットの現状を徹底的に記しています。
著者は、2006年ごろからニュースサイトのライターをされているネット文化にどっぷり浸かっている方。ぼくは仕事ではもちろん、プライベートでもこのようにブログを更新しているようにネットを使っています。本書の読みどころは「『普通の人』『バカ』の話をしようじゃないか。』ではないかと思います。ネットについての「共感」・「発見」・「納得」が本書に多くありました。
この本かなり面白いです。久しぶりに本の内容に夢中になりました。お時間のある方は是非!
リベルダージ地区の図書館
リベルダージ地区内にある日伯文化協会へ。ブラジル日本移民資料館に行ってみようと思いましたが、どうやら休館日。館内の方にお話を伺ったところ、入っても構わないとのことだったので、館内をちょっと散策させていただました。
館内には日系人向けの図書館が併設されていました。扱っている書籍は、近年の小説や、ファッション系などの雑誌、日本のドラマが録画されているビデオなど、2009年内に放送・出版されたものも多く扱っていました。
中でも、興味を引いたのは、ブラジル生まれの日系人向けのイラスト入りの日本語教材。パラパラめくり、何気なく写真を撮ったのですが、改めて見ると生活感溢れる単語を掲載しているページが撮影されていました。