先日、ちと箱根を訪れ富士屋ホテルに泊ってきました。
富士屋ホテルは気になっていたんですが、神奈川出身なのに都内に住み始めてからその存在を知り、念願叶ってようやく宿泊することができました。
富士屋ホテルは、近代産業遺産に指定されるほどのかなりクラシックなホテル。最古の建造物は120年前に建てられたもので、今でも現役で利用されています。
ぼくらが宿泊したのは、西洋館で、105年前の明治時代に建てられた客室に宿泊。季節限定のちょい割安なプランにて宿泊したんですが、偶然にもデラックスツインに宿泊でき、クラシックでモダンなちょっと贅沢な空間を楽しめました。
かなり昔に建てられた建物なので、隙間風など防寒性を心配していたんですが、オイルヒーターとエアコンで全く肌寒さを感じませんでした。
夕食は館内にあるザ・フジヤにてフランス料理のフルコースをいただきました。出される品々の味はもちろん、空調の配慮やレストランでの高いホスピタリティーは、申し分ありませんでした。
東京では、大空襲により明治時代から残ってる宿泊施設は残っていませんが、箱根というちょっと足を運べば訪れられる場所にあるのも、またいいのかも。
クラシックホテルは今のホテルとはまた違う魅力があり、おすすめです。ちょっと懐かしくて、でも新鮮な気分に浸れました。同じように明治時代に建てられた金谷ホテルや、現在修復作業中の東京ステーションホテルにも、折りをみて宿泊してみたいと思います。